スマート畜産
鶏舎の暑熱対策|夏場の温度管理を見える化する
夏場の鶏舎では、暑熱ストレスによる生産性の低下や、最悪の場合は大きな被害が課題になります。鶏舎の適温はおよそ22〜26℃とされ、35℃を超える環境が続くと危険です。暑熱対策の基本と、温度・湿度を見える化する方法を紹介します。
暑熱ストレスとは
鶏は汗腺が発達しておらず、暑さに弱い動物です。高温多湿の環境が続くと、飼料の摂取量や産卵率が下がり、増体にも影響します。特に、気温が急に上がる日や、夜間に温度が下がりきらない日は注意が必要です。被害は鶏舎の場所によっても差が出るため、どこがどれだけ暑いのかを把握することが対策の出発点になります。
暑熱対策の基本
一般的な暑熱対策には、次のようなものがあります。
- 換気:ファンや入気口を調整し、熱と湿気を外へ逃がす
- 送風:鶏に直接風を当てて体感温度を下げる
- 飲水管理:新鮮で冷たい水をいつでも飲めるようにする
- 遮熱・細霧:屋根の遮熱や細霧冷房で鶏舎内の温度上昇を抑える
どの対策も、「いつ・どれだけ暑くなっているか」が分からなければ、判断が後手に回ります。
温度・湿度の見える化が第一歩
そこで役立つのが、養鶏IoTのセンサーによる鶏舎内の環境モニタリングです。温度・湿度を自動で記録し、離れた場所からでもスマホで確認できます。設定した温度を超えたらすぐに通知が届くため、換気や送風の判断を早められます。長い鶏舎でも、端から端まで温度ムラを把握できます。
CropWatchは、電池式・配線不要のワイヤレスセンサーで鶏舎・畜舎の温度・湿度を10分ごとに自動送信。暑熱ストレスや換気不良の兆候を、メールやパトランプで早めにお知らせします。
過去のデータを振り返れば、季節ごとの対策の見直しにも役立ちます。くわしくは畜産・養鶏の環境監視のページをご覧ください。