developer_board 設計と技術
現場に強い理由は、
基板の中にあります。
壊れにくい設計、信頼できる測定、万が一停止した場合でも自動で立て直す復旧機能。CropWatchのセンサーは、現場に設置したあとも何年にもわたって動き続けることを前提に、細部まで作り込んでいます。
check_circle 専門用語は使わずに、やさしくご説明します。
verified_user 現場に強い設計
厳しい現場でも、壊れにくく、しっかり届く。
水も、ほこりも、電波の届きにくさも。過酷な現場を想定したハードウェア設計です。
基板は、樹脂で丸ごと保護
電子基板全体を樹脂で覆うポッティング処理を施しています。ほこりや水分、結露、振動に強く、冷凍庫やハウス、鶏舎などの厳しい環境でも、長期間にわたって安定して稼働できるように設計しています。
壁や階を越えて、遠くまで届くLoRaWAN®
LoRaWAN®の電波は、広い範囲に電波が届きやすく、厚い壁や遮蔽物に囲まれた場所でも通信しやすいのが特長です。冷凍庫の奥や地下、倉庫の奥まった場所など、一般的な無線では電波が届きにくい現場にも対応。1台の受信機で、広い敷地をまとめて見守れます。
public 部品と品質
部品は、その役割にいちばん適したものを。
データシートを一つひとつ読み込み、性能や精度、耐久性を確かめたうえで、それぞれの役割に最も適した部品を世界中から選定しています。8か国・18メーカーから選んだ、34種類の部品。その一つひとつに、選んだ理由があります。
国名にカーソルを合わせる(タップする)と、その国のメーカーと公式サイトへのリンクを表示します。
*このグラフに表示されていない国は、当社の基板(本体・センサー)に部品が存在しないことを意味します。
fact_check 測定値の信頼性
2つのセンサーで、確かめ合う。
温度・湿度センサーには、種類の異なる2つの温湿度センサーを搭載しています。同じ空気を同時に測り、測定のたびに2つの値を照らし合わせることで、データに異常がないかを確認します。大きな食い違いが見つかった場合、その測定値は使用せず、センサー異常としてお知らせします。
- check測定のたびに、2つの値の整合性を確認します。
- check過去の傾向と比べ、普段と違うズレを確認します。
- check2つの値が一致しない場合は、エラーとしてお知らせします。
build 交換できる設計
だめになった部分だけ、取り替える。
本体ごと買い替える必要はありません。消耗する3つの部分は、どれも現場で簡単に交換できます。
バッテリー
10分ごとの送信で、最大10年間稼働。長寿命のバッテリーを採用しているため、交換の手間や回数を大幅に減らせます。
※バッテリー寿命は、使用環境や測定・送信間隔、通信状況などによって異なります。
交換用バッテリーを見るarrow_forwardセンサー
差し替えると自動で認識するため、面倒な設定作業は必要ありません。交換用センサーにも校正証明書が付属しており、検査や監査時の確認資料として活用できます。
交換用センサーを見る arrow_forwardセンサーケース
センサーを保護するケースが破損・劣化しても、ケースだけを交換できます。新しいケースに取り替えることで、内部のセンサーをしっかり保護できます。
交換用ケースを見る arrow_forwardmemory 記録を守る
通信が止まっても、記録は残ります。
ゲートウェイと通信ができない場合は、本体のFRAM(強誘電体メモリ)にデータを保存します。
なぜ、わざわざFRAMなのか。
保存用として広く使われるフラッシュメモリには、書き換え回数に限りがあります。通信障害が長時間続き、測定データを短い間隔で繰り返し保存する機器では、メモリの寿命も考慮しなければなりません。また、基板に実装されたメモリが故障すると、メモリだけを交換することが難しく、基板ごとの修理や交換が必要になる場合があります。CropWatchでは、こうした故障や交換のリスクを抑えるため、書き換え耐久性に優れたFRAMを採用しています。
pets 止まらない仕組み
2匹の番犬で、止まっても自分で立て直す。
機器内部の小さなコンピューターは、まれに動作が止まることがあります。そのままでは測定や記録に空白が生じるため、CropWatchでは二段構えの監視機能で動作を見張っています。異常を検知すると自動で再起動し、正常な動作へ立て直す。この仕組みを「番犬(ウォッチドッグタイマー)」と呼びます。
ソフトウェアの番犬
内蔵された監視機能が、プログラムが正常に動いているかを見張ります。処理が止まり、一定時間応答がなくなると、機器を自動で再起動して正常な動作に戻します。多くの一時的な不調は、この段階で解消します。
ハードウェアの番犬
プログラム全体が止まり、1つ目の番犬が機能しなくなった場合でも、基板上の独立した監視回路が機器の動作を見張ります。ソフトウェアとは独立して動作するため、より深刻な停止にも対応できます。
hub 見ていない時間も、現場を任せられる。
次に見守るのは、あなたの現場です。
厳しい環境でも測り続ける。測定値に異常がないか自ら確かめる。通信が途切れても、記録を残す。動作が止まっても、自動で立て直す。そして、必要な部分を交換しながら長く使い続ける。
CropWatchは、現場で実際に起こり得る問題を一つひとつ想定し、設置したあとも安心して任せられるハードウェアをつくっています。毎日の見回りや記録作業を、機械に任せられる現場へ。