スマート農業
LoRaWAN®とは?農業・畜産での使い方
LoRaWAN®(ローラワン)は、IoT向けの無線通信規格のひとつです。「長距離」「省電力」という特長から、農業や畜産の現場での環境監視に適しています。仕組みと使い方を分かりやすく解説します。
LoRaWAN®とは
LoRaWAN®は、少ないデータを遠くまで、少ない電力で送ることに特化した無線通信規格です。日本では免許のいらない920MHz帯(サブギガ帯)を使い、見通しのよい環境では数kmから10km程度の通信が可能です。Wi-Fiや携帯回線とは違い、電波が遠くまで届き、電池が長持ちする点が大きな特長です。
LoRaWAN®の特長
- 長距離:1台の受信機(ゲートウェイ)で広い範囲をカバーできる
- 省電力:電池でも数年から10年近く動作する製品がある
- 免許不要:920MHz帯を利用し、通信料(携帯回線)もかからない
- 障害物に強い:厚い壁や冷凍庫の奥など、電波が届きにくい場所にも届きやすい
農業・畜産での使い方
これらの特長は、電源や通信環境が整っていない現場で特に活きます。農業では、ハウスや離れた畑、露地の温度・湿度・CO₂・土壌の状態を、1台の受信機でまとめて監視できます。畜産では、長い鶏舎や畜舎の温度・湿度を端から端まで見える化できます。いずれも配線工事なしで、必要な場所に置くだけで導入できます。
CropWatchのLoRaWAN®活用
CropWatchのセンサーはLoRaWAN®に対応し、電波が届きにくい過酷な環境でも安定してデータを送信します。電池は最長10年稼働し、通信が途切れても本体メモリに記録を残すため、データの欠損を防ぎます。
止まらず・届いて・失わない。CropWatchが厳しい現場で使われる理由は、通信と基板の設計にあります。
くわしくは技術・設計のページをご覧ください。